zunda zunda

音楽とか、本とか、毎日とか。

22

10日ほど前に誕生日が来て、22歳になった。いろんな人に支えられて生きている。ありがとうございます。来年も無事に23歳になれればいいと思う。
本当なら大学を卒業していてもおかしくはないが、いまのところ卒業の目処はまだ立っていない。本当が何なのか、わからなくなってきた。

元々僕は人と接することは嫌いではなく、むしろ好きなくらいだった。しかし今はできるだけ人に会いたくないし、接したくない。
人間が嫌いになった、の一言で済む問題ではない。期待しすぎていた。大人はみんな完璧だと思っていた。少し話をしただけですぐにボロがでるなんてあり得ないことだと思っていた。
新しい人と接する時、この人こそは僕が求めている理想を持っているのかもしれない、と一抹の期待をしているのだがそれはことごとく無駄なことだと知る。
僕は飽き飽きしているのである。
高望みしている、と言われれば近いかもしれないが厳密に言えばそうではない。
人間関係は娯楽なのである。読書、音楽、映画の鑑賞、セックスをすることと同じなのである。より良いものを求めて新しい作家を探したり、新譜を買ったりすることと何ら変わりがないのである。


最近は本当に自分の時間がなく、心に余裕がないのでつまらないものを一層つまらなくかんじてしまいがちなのだが、所詮つまらないものはつまらないものである。どうしようもない。
一日中家にこもって新しい面白いものを探したいのだが残念ながら不可能だ。

人間関係に対する飽きと同じようなものを音楽にも感じ始めている。より革新的なものでなければ受け付けなくなっている。何かの二番煎じでは満足できない。
圧倒的に新しいものを探す時間が足りない。このままこの感覚に慣れてしまうことだけは避けたい。


いろいろと書いてしまったが、つまりは僕は圧倒的に働きたくないのである。20代前半の貴重な一分一秒を時給換算されることに対して、違和感しかない。

本当に働きたくない。

22歳のこの一年間、できるだけ働かないことを目標にしようと思っている。