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口蓋垂

先日の父の誕生日にすき焼きをしたところ、不覚にも「のどちんこ」を火傷してしまった。何かを飲み込む際にも、声を出す際にも痛い。のどちんこさえなかったらこんな辛い思いはせずに済んだのに、と のどちんこに対する不満や怒り、ひいては疑問まで感じるようになってきた。

まずは問題ののどちんこの正式名称について、「口蓋垂」というらしい。正直、ほっとした。正式名称が喉陰茎などという何のひねりもないものだったらどうしようかと思っていた。マシなものでよかった。

以下、口蓋垂の説明をWikipediaからの引用である。口蓋垂 - Wikipedia

通称喉彦(のどびこ、のどひこ)・上舌(うわじた)・のどちんこ(垂れた様子が陰茎に似ているため)ともいう。発生学的には口蓋の左右の組織が一つに繋がる段階で余った部分であるため、人によって2つ、または3つあったり、先が2つに割れていたりすることもある。

余った部分なのか。驚きである。自分の口蓋垂が1つではない方は是非ともご一報欲しい。画像ではなくて実物が見てみたい。

そして、なぜ口蓋垂が存在するのか、ということについては Yahoo知恵袋に分かりやすく記載してあった。のどちんこって何か意味あるんですか? - Yahoo!知恵袋

ノドに入ってくる物を早い段階で感知して、必要に応じてノドを開けたり閉めたりするセンサーの役割が少しあります。

私は、イビキの治療のために、のどちんこ切除手術しました。

切除の直後。
普通は、うがいなどをするときに水を口に含んで上を向くと、なにも考えていなくてもノドの奥がきゅっと無意識に閉じて水の進入を防ぎますけど、ノドちんこ切除の直後は、なにも考えずにうがいをしようとするとノドの奥が自動的にはきゅっと締まらないので水が気管に入っちゃってゴホゴホゴホってことが良くありました。

でも今ではなれちゃったので意識しなくてもだいじょうぶです。。。。ってことは、やっぱのどちんこはいらないのかもね。

あっ、それから、千葉真一のモノマネをしている関根勤が出すような、ノドの奥をふるわせてグォーっていう音が出せなくなりました。
モノマネ芸人とか、特殊な音をノドで出す必要がある人がもしいれば、ノドちんこは重要かもしれません。

自分のモノマネのレパートリーには千葉真一はないので、切除するのもアリかなと思った。

とりあえずは火傷が完治してからゆっくり考えたい。