Oneohtrix Point Never / R Plus Seven
Oneohtrix Point Never - Problem Areas - YouTube
9月17日、NYに遊びに行っていた時にブルックリンのOur Lady of Lebanon Maronite Cathedralという教会でライブがあったので見に行った。実質3枚目のアルバムであり前作は自身のレーベル、ソフトウェアからのリリースだったのだが、この作品がWarp Recordsからのリリースであるということが何より重要であると感じた。WarpはAutechre,Aphex Twin,Boards Of Canada,Battlesなど挙げればキリが無い、そのシーンの第一線で活躍するアーティストが所属するUK屈指のインディペンデントテクノレーベルであるが近年はミニマル化したIDMの波に乗り切れているとは言えない状況が見受けられただけに、このリリースは驚きであった。
Oneohtrix Point Never、言うならば電子化されたノスタルジアである。このアートワークやPVのデザイン、特にライブの際の演出には聴き手の理性が剥がされていくような感覚を味わうことが出来る。IDMのような個性を持ったフロアには向かないものを好むリスナー、対して“踊る”という機能に特化したものを好むリスナーがいるとするならば、是非とも後者に聴いて欲しい一枚ではある。もちろん前者にも聴いてみて欲しい。
R Plus Seven [輸入盤CD / 豪華デジパック仕様] (WARPCD240)
- アーティスト: ONEOHTRIX POINT NEVER,ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー
- 出版社/メーカー: WARP RECORDS
- 発売日: 2013/09/28
- メディア: CD
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